11月11日は第一次世界大戦の終戦記念日であることから、

イギリスでは戦死者への追悼の日となっています。王室のHPを拝見すると、

ロイヤル・ファミリーの方々はこの日に因んだそれぞれのイベントで皆様黒い服装でご臨席です。

 

このように黒い色は喪に服したり追悼する場面で着用されても、

通常のビジネスシーンで着用する色ではありません。

 

グローバルにビジネスと関わっている方は、スーツは濃紺とチャコールグレーが

ビジネスシーンで受け入れられている色であることをお忘れなく!

黒いスーツなどをお召しにならないようにご注意下さいね。

 

因みに、HPの写真でどの方も上着の襟に赤い花を付けていらっしゃいますが、

これはポピーを模ったものです。

 

第一次大戦中に、多くの犠牲者が出たベルギーのフランダース地方の戦場に

ポピーの花が沢山咲いていたことと、赤い色が戦死者の血の色を連想させるということで、

ポピーが戦死者のシンボルとなったそうです。