服装であなたの成功をサポートする
イメージ・コンサルタント荒木裕子です。

 

昨日、朝の奥様向けの番組で、
髪を染めず白髪をそのままにしている女性が
増えているという特集をしていました。

 

しかし、伝えている内容に
誤っていることが多く
がっかりしてしまいました。

 

番組ではグレーヘアにする際の
老けて見られないポイントとして
以下が挙げられていますが、
全ての人に当てはまるコーディネートは
存在しないということを覚えておいて下さい。

 

 

 

 

 

1.

 

 

1.顔の印象が明るくなるように口紅を赤に変える。
2. 鮮やかな赤のような“キレイ色”と、“キラキラ”のアクセサリーを足す。
(例:黒のアウターに赤のストール、顔の近くにキラキラのブローチ)

 

では、なぜ間違っているのかをご説明します。

 

1. 顔の印象が明るくなるように口紅を赤に変える。
人には似合う色とそうでない色があります。
ですので、真赤な口紅が似合う人もいますが、
反対に似合わない人も沢山いるのです。

 

真赤な口紅が似合わないのに
それを付けてしまうと、
口紅だけ異様に目立ってしまいます。

 

よく見かけませんか?
真赤な口紅がギトギトと
目立っている人。

 

こういう「残念なメイク」からは、
その人の知性を感じません。

 

2. 鮮やかな赤のような“キレイ色”と、“キラキラ”のアクセサリーを足す。
番組では「黒のアウターに赤のストール、
顔の近くにキラキラのブローチを付けて
華やかな印象に。」と紹介されていました。

 

コントラストが強い赤と黒の組み合わせも
グレーヘアが緩和してくれるとの説明でした。

 

色と色だけを考えれば、
この説明でも間違えではありません。

 

しかし、これは着る人と
コーディネートした色の関係を
全く考えていない発言です。

 

鮮やかな赤が似合わない方がいるように、
キラキラのアクセサリーが似合わない方もいます。

 

似合わない方が無理をして、
このようなファッションをしても、
派手な色の服と
キラキラのアクセサリーだけが印象に残り、
「どんな人だったか思い出せない。」
という悲しい結果になりかねません。

 

また、赤と黒のように
コントラストの強いコーディネーションは、
似合わない人が着ると
垢ぬけない印象を醸し出したり、
安っぽく見えてしまったりします。

 

これらは、自分に何が似合うのかを知らないために
情報を鵜呑みにしてしまうという
悲しい例です。

 

不正確な情報が氾濫している世の中です。
間違った情報に惑わされることがないよう
ご自分には何が似合って、
何が似合わないのかという
ご自分の軸となるものをきちんと持ちましょう。