昨年コンサルティングをお受けになった
香港在住の方から、
「あなたのコンサルティング理論と
似たようなことが書いてある本を読んだ。」
とメールを頂きました。

その本とは、
「フランス人は10着しか服を持たない
(ジェニファー・L・スコット著)」です。

昨年の秋に出版され、既に40万部を超す
ベストセラーになっています。

現在30代(?)の著者は、
南カリフォルニア大学(USC)三年の時に
半年間パリに留学しました。

ホームステイ先は、
高級住宅街として知られる
パリ16区にある貴族のお宅!

彼女のホスト・ファミリーは、
少ないワードローブながら、
センス良くきちんとした服装で
素敵に日々を過ごしていました。

このことが、彼女が帰国してからの
生活を大きく変えて行った
きっかけとなったのです。

私も学生時代を1年間、
南カリフォルニアで過ごしましたので、
1年のほとんどをTシャツにショートパンツ、
ビーチサンダルという出で立ちで過ごしていた、
典型的な南カリフォルニアの女の子にとって、
パリでの生活は
何もかもが驚きの連続だったことは容易に想像できます。

因みに、タイトルの「10着」の意味は、
1年を通して10着ということではなく、
各シーズン10着(コート等は含まない)
あれば充分足りるということです。

この本は、
イメージ・コンサルティングの観点から
書かれたものではありませんが、
日頃、私がお伝えしていることと
共通する点がいくつかあります。

例えば、

*自分に良く似合って、自分らしいと思える服を着よう。

*自分のスタイルを確立すれば、どんな服を買えば良いのか迷わなくなる。

*いつも服装や身だしなみを整えておくのは、自分自身を含めて、あなたが出会うすべての人に敬意を表すということ。

などなど。

しかし、賛成できない箇所もありますよ。

それは、

「私達はマダム・シック(ホームステイ先のマダムの仮名)みたいな人に教えて貰わなくても、どんな服を着たら自分の魅力が台無しになってしまうか、ちゃんとわかるはずだ。私達は誰でも自分らしいスタイルをーーーどんな服を着ればいい気分になれるかをわかっているはずだから。」

という記述です。

実際には、客観的に自分を分析することは
とても難しいことです。

自分に似合うものが何となくはわかっても、
なぜ似合うか、似合わないかに関しては、
素人では論理的な説明はできません。

ですので、ここはプロの出番です!

プロの正確な分析を受けると

「なぜあの服が似合わないのかがこれでやっと分かった!」

「なぜあの服を着るといつも褒められるのか、その理由が分かった!」
といういくつもの「腑に落ちる」経験をします。

つまりイメージ・コンサルティングの理論と
今までのご自分経験が
ぴったりとリンクする瞬間です。

 

ご自分を引き立てる服装に身を包み、

自信を持って人に会い、

日々の生活を楽しみたい

と願っていらっしゃるのでしたら、

自己判断ではなく、

是非プロの力を借りて下さい。